胃がん
胃がんとは?
胃の粘膜に生じた悪性腫瘍(ポリープ)が「胃がん」です。進行すると命に関わる疾患ですが初期段階の自覚症状に乏しいため、いつの間にか胃がんになっているケースも多いので注意が必要です。
進行した胃がんは治療が難しくなりますが、初期段階であれば内視鏡的切除が可能であるため、治癒可能ながんと言えます。胃がんの研究は比較的進んでおり治療方法も確立されているため、定期的な胃カメラ検査によって胃がんの早期発見・早期治療に努めることが重要です。
胃がんの主な症状
初期の胃がんには自覚症状がないことがほとんどです。進行しても症状が現れず、他部位への転移によって初めて胃がんが発覚するケースもあります。
自覚される胃がんの症状としては以下が挙げられますが、胃炎などとほぼ同じ症状であるため、症状から胃がんを連想しにくいのが特徴です。市販の胃腸薬で一時的に症状が治まることも多いですが、下記の症状がある場合には胃がんを疑って一度検査を受けられることをおすすめします。
- 胃の痛み(みぞおちが痛む)
- 胃のむかつき
- 胸焼けがする
- 食欲不振
- 吐き気
- 下血(黒い便が出る) など
胃がんの検査
代表的な胃がん検査としてバリウム検査(X線検査)と胃カメラ検査があり、どちらも胃がん検診などで実施されます。バリウム検査は比較的簡便な検査ですが、胃がんの確定診断はできないため、早期発見のためには胃カメラ検査を受けることが重要です。
堺市北区の瓦谷クリニックでは、熟練の医師と高性能な内視鏡システムの組み合わせによる精度の高い検査が可能です。胃がんの早期発見・早期治療のためにも、定期的な胃カメラ検査の受診をおすすめいたします。
胃がんの治療
胃がんの治療方法は、がんの進行度に応じて内視鏡治療、手術療法、薬物療法、放射線療法などから選択します。基本的にがんは進行するほど治療の負担が増え治癒率が低下しますが、初期段階であれば内視鏡を用いた低侵襲な治療が可能です。
胃がん検診
当クリニックでは堺市の実施する胃がん検診を行っています。検査のご予約はお電話で承っていますので、お気軽にご連絡ください。
TEL
- 対象:満50歳以上の偶数年齢の市民の方(偶数年齢ごとに1回)
- 検診内容:問診、胃内視鏡検査
- 費用:無料
胃がんリスク検診
胃粘膜の状態やピロリ菌感染の有無を調べるための検診です。胃がんを見つけるための検査ではありませんが、そのリスクを判断し、早期発見・早期治療に繋げることができます。検査は予約なしで随時行っております。お気軽にご連絡ください。
TEL
- 対象:35歳から49歳の市民の方(該当機関の間に1回)
- 検診内容:問診、血液検査(ヘリコバクター・ピロリ、ペプシノゲン)
- 費用:無料