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ドクターズインタビュー

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院長インタビュー

70年以上多くの患者様から信頼されるクリニック
2024年4月に父から受け継ぎ新院長として就任

院長就任の経緯は?

院長就任の経緯は?

長年、奈良県立医大病院で消化器疾患の診療や研究に携わってきました。丁寧な診察と検査により的確な診断を行い最適な治療方針を提供することで、幅広い消化器疾患に対応してきました。
しかし大学病院では病気が進行してから受診される患者様が多く、「もっと早く検査を受けていれば」と歯がゆい思いをすることが少なくありませんでした。些細な症状を見逃さず、早期発見・早期治療に繋げることが、患者様の健康を守る上で非常に重要だと実感しています。

だからこそ地域に根差した当クリニックを父から受け継ぎ、より多くの方に気軽に検査を受けていただける環境を整えたいと考えました。これまで培ってきた専門性を活かし、病気の早期発見と予防に貢献したいと思っています。

専門は消化器内科・内視鏡検査?

はい。私の専門は消化器内科で、大学病院では主に胃や大腸などの消化器疾患の内視鏡検査に従事してきました。今後当クリニックではこれまでの内科や循環器内科に加えて、消化器内科の診療体制を強化していきます。

とりわけ力を入れていきたいのが、胃カメラ検査と大腸カメラ検査です。私自身、これまでに指導医としての後輩への指導も含めて3万件以上の内視鏡検査に携わってきた経験があります。その中で検査時の痛みや負担を軽減する技術や、小さな病変を見逃さない診断力を身に付けてきました。

この技術と診断力を活かして患者様にとって受けやすく、安心で質の高い内視鏡検査を提供していきたいと思います。

富士フイルム「ELUXEO(エルクセオ)」を導入
次世代内視鏡システムで見逃しのない検査を

内視鏡検査では苦痛が心配な方も多い?

内視鏡検査はどうしても「痛みや苦痛を伴う」というイメージから、敬遠されがちな検査の1つです。しかし、検査を受けることでがんなどの病気の早期発見・早期治療に繋がります。故に当クリニックでは患者様の負担をできる限り軽減するための工夫を重ねて、安心して内視鏡検査を受けていただける体制を整えています。
胃カメラ検査では、細いスコープを用いた経鼻内視鏡を導入しています。鼻から挿入するため吐き気・嘔吐反射が少なく、苦痛が軽減できます。静脈麻酔(鎮静剤)は基本的に使用せず、咽頭麻酔のみで検査を行います。しかし、患者さんの希望に応じ、静脈麻酔(鎮静剤)を使用した検査も行っております。

大腸カメラ検査では下剤を2日に分けて飲む方法や、飲みやすい味の下剤を用意するなどして前処置の負担の軽減に努めています。大腸カメラ検査の場合、検査そのものの負担というよりも「前処置が大変だった」とおっしゃる方が多いので、下剤の服用方法を工夫することで少しでもその負担を減らしたいと思っています。

内視鏡検査では苦痛が心配な方も多い?

もちろん鎮静剤を使って苦痛を軽減したり、腸を伸ばさない「軸保持短縮法」を用いることで痛みを最小限に抑えたりするなど、“痛み”への配慮も欠かしません。

なお、胃と大腸の内視鏡検査を同日に実施することも可能です。2日に分けて検査を受ける必要がないので、お仕事などで忙しい方にも気軽に検査を受けていただけます。

導入している内視鏡システムは?

当クリニックでは、富士フイルムの次世代内視鏡システム「ELUXEO(エルクセオ)」を導入しています。高出力4LED光源と高解像度のスコープを使用しており、粘膜表層の微細な血管などを強調して観察できるのが大きな特徴です。小さなポリープやがん病変などの発見率が向上しますので、病気の早期発見に役立てられます。

内視鏡検査への“ハードル”を下げて
気軽に受診して病気を早期発見・早期治療

内視鏡検査が重要な理由は?

内視鏡検査が重要な理由は?

大学病院時代、進行したがんなどで治療の選択肢が限られる患者様を数多く目にしてきました。「もっと早く発見できていれば」と歯がゆい思いをすることが本当に多かったのです。
例えば大腸がん、進行してからでは手術が必要になることも少なくありません。しかしポリープの段階なら内視鏡で切除できる場合が多く、患者様の負担は遥かに軽いはずです。

内視鏡検査は、こうした早期発見に直結する重要な検査だと考えています。当クリニックでは検査の精度を上げるだけでなく、患者様が検査を受けやすい環境づくりにも注力しております。お一人でも多くの方に定期的に検査を受けていただき、病気の芽を早い段階でつむことで、健康を守っていただきたいと願っています。

内視鏡検査で大切にしていることは?

内視鏡検査で大切にしているのは、事前の問診と診察です。特に大腸カメラ検査の場合は欠かせません。例えば慢性的な便秘がある方の中には、大腸がんが原因のケースがあります。そのまま下剤を使って検査をすると、腸閉塞を引き起こすなど重大なリスクに繋がりかねません。

このように患者様の状態をしっかりと把握した上で検査の方針を立てることが、医師の責務だと考えています。既往歴や常用薬の確認など、事前の診察でお話をじっくりとお伺いした上で、その方に最適な検査の進め方をご提案させていただきます。

胃カメラの場合は事前の診察を省略し、事前の電話予約のみで検査を受けていただくことも可能です。患者様のご都合に合わせて柔軟に対応いたしますので、お気軽にご相談ください。

それぞれに合わせた内視鏡検査の方法をご提案
負担を最小限に抑えながら高精度な検査を実施

サイトをご覧の方へメッセージをお願いします

「症状が軽いから」「まだ若いから」といって内視鏡検査を先延ばしにすることで、がんなどの重大な病気を見過ごしてしまうリスクがあります。
検査への不安や煩わしさは、誰しもお持ちだと思います。しかし、早期発見すれば多くの病気は治療可能です。当クリニックでは患者様お一人おひとりに合わせた内視鏡検査の方法をご提案し、負担を最小限に抑えながら高精度な検査を実施いたします。
地域の皆様の健やかな暮らしを支えるため、微力ながら尽力してまいります。少しでも気になる症状がある方は、どうぞお気軽に当クリニックへお越しください。

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