よくある質問
診察について
事前診察は必要ですか?
胃カメラ検査の場合は事前診察なしで電話予約が可能です。合併症の多い方やご高齢の方な事前診察をお願いする事もあります。
大腸カメラ検査の場合は事前診察を行っております。
なぜ事前診察が必要なのですか?
大腸カメラ検査では、適切な前処置が非常に重要です。しかし患者様の状態によっては、前処置自体がリスクになる場合があります。例えば大腸がんによる腸閉塞が疑われる場合、下剤を使うと症状が悪化する恐れがあります。そのため当クリニックでは大腸カメラ検査前に必ず診察を行い、患者様の症状や既往歴などを詳しく確認した上で、お一人おひとりに合った前処置の方法を決定しています。
検査について
胃カメラ検査と大腸カメラ検査は同時に検査は可能ですか?
はい。可能です。大腸カメラ検査を先に行い、引き続き胃カメラ検査も行っております。大腸カメラ検査は事前診察が必要なため、あらかじめお問合せください。
胃カメラ検査について
どんな時に検査を受けるべきですか?
胃の痛みや胃もたれ、胸焼け、吐き気などの胃の不調が続いている時や、健診時のバリウム検査で異常を指摘されたら、胃カメラ検査をご検討ください。また、ご自身やご家族がピロリ菌陽性の場合や過去にピロリ菌除菌を行った場合には定期的な検査が必要です。
検査時間はどのくらいですか?
カメラを挿入している時間は5分程度です。ご来院からお帰りまで、トータルで1時間程度とお考えください。麻酔を行う場合はプラス1時間程度かかります。
どの程度の頻度で受けるべきでしょうか?
患者様によって異なるため、一概には言えません。頻繁に受ければ良いというものでもありませんので、適切な頻度については個別にご案内させていただきます。
ポリープはすべて切除するのですか?
ポリープの場合はがん化しないものが多いため、即時の切除は行わないことが多いです。ただし、疑わしい場合には組織採取(生検)を行います。
服用中のお薬があるのですが?
抗凝固剤(ワーファリン、ダビガトランなど)や抗血小板剤(アスピリン、クロピドグレルなど)を服用されている方は、検査前に一時的に休薬が必要になる場合があります。またステロイド剤や免疫抑制剤を服用中の方も、事前にお申し出ください。 検査当日は、基本的に降圧剤以外のお薬は原則服用を控えていただきます。服用中のお薬について詳しくお伝えいただければ、適切な対応方法をご案内いたします。
大腸カメラ検査について
どんな時に検査を受けるべきですか?
血便や便通異常(下痢・便秘)が続いている、便が細くなってきたなどの症状がある場合や、便潜血検査で陽性反応が出た場合には早めに検査を受けましょう。症状がなくても40歳以上で一度も大腸カメラ検査を受けたことがない方は、一度受けられることをおすすめします。
検査時間はどのくらいですか?
検査そのものの時間は15分程度です。ポリープ切除や組織採取を行う場合や挿入が難しい方の場合には、もう少し時間がかかることもあります。
下剤の服用が心配なのですが…
当クリニックでは、下剤を2日に分けて服用する方法を取り入れています。検査前日と当日に分けることで1回あたりの服用量が減り、飲みやすくなります。また下剤の味が苦手な方のために、味の異なる下剤もご用意しております。
ポリープが見つかったらその場で切除できる?
ポリープの種類や大きさにもよりますが、その場で切除が可能です。大腸ポリープ切除は日帰りで受けられます。
ポリープ切除時に痛みはありますか?
大腸の粘膜には痛覚がありませんので、痛みを感じることはありません。ただし、ポリープの切除後に出血や穿孔などが起こることが稀にあります。